ガンダムマーカー・エアブラシシステムの商品レビュー

ガンダムマーカー・エアブラシシステムを使ってみた

1. ガンプラの塗装
2. ガンダムマーカー・エアブラシシステムについて
3. 商品の内容
4. メリット
5. デメリット
6. ガンダムマーカー・エアブラシシステムの塗装面
7. ガンダムマーカー・エアブラシシステムの総評
8. タミヤペイントマーカーで使ってみた
9. Mr.リニアコンプレッサーに接続
10. ガンダムマーカー・エアブラシシステムの注意点
11. 今回、お勧めする商品はこちら
- 11.1. ガンダムマーカー・エアブラシシステム、セット商品
- 11.2. ガンダムマーカー・エアブラシシステム、ブラシ単品

ガンプラの塗装

サイトで他の方が作ったガンプラを見ていると、自分の作品との違いにショックを受けてしまいます。ガンプラ作りに慣れてきてこの差は何か？
塗装面の違いです。筆塗りだとどうしても塗装が厚塗りになってしまいます。厚塗りになるとモールド（溝）が埋まってしまう。また、スケール的に見ても塗りすぎになってしまいます。
そこでエアブラシです。置き場所の問題でハードルは高いのですが、簡易的に使えるガンダムマーカー・エアブラシシステムが売られています。

ガンダムマーカー・エアブラシシステムについて

という事で、クレオスのガンダムマーカーエアブラシシステムを買ってみました。ガンダムマーカーを差し込むだけなので、手入れが簡単な事に惹かれた次第です。

商品の説明は以下の通りです。

本体にエアホース、エア缶を接続し、ガンダムマーカーを差し込むだけで、吹き付け塗装を楽しめる簡易型エアブラシシステム

安価なエアブラシであれば、これも十分に使えます。

ガンプラお勧めのエアブラシ「高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサー」

商品の内容

セット商品の内容はこちらになります。

エアブラシ本体 1個、交換用ペン芯3本、金属製エアバルブ1個、エアホース (PS細)1本、エア缶 Mr.エアースーパー190ml

メリット

ガンダムマーカーエアブラシシステムのメリットは以下の通りです。

安い。定価は3,400円。私は２千円台で購入できました。Mr.エアースーパーが付いているので、届いてすぐに使えます。
手入れが楽。ガンダムマーカーを差すだけなので、エアブラシの様に塗る度に塗料カップの掃除を行わなくとも良いです。
塗装ブースが要らない。あった方が良いと思うけどの話です。塗料の粒子が粗いので、粉末化した塗料が飛び散りません。この為、塗装ブース無し＆ガンプラの箱の中で使えています。
手入れが無いので、有機溶剤を使わない。
アルコール臭はするが、ラッカー系の様にいつまでも残る臭いでは無い

デメリット

ガンダムマーカーエアブラシシステムのデメリットは以下の通りです。

ボタンを押すと、一気に大量の塗料が飛び散る。
缶ボンベ（Mr.エアースーパー）からエアーを出すので、Mr.エアースーパーを買い続ける事になる。 Mr.エアースーパー420で８００円程度で売られています。
粒子が粗い。グラデーション部分は点々が目立ちます。フリーハンドの迷彩塗装には使えません。
専用替え芯の装着をすれば粒子が細かくなりますが、手入れが楽と言うメリットが薄くなってしまう。
色の種類が少ない。色の調合が出来ない
連続使用をすると、Mr.エアースーパーが冷えてガスが不安定になる

ガンダムマーカー・エアブラシシステムの塗装面

塗装面はこんな感じとなります。

エアブラシと比べると、粒子が目立ちますね。とは言え、塗るだけであれば十分な性能です。

ガンダムマーカー・エアブラシシステムの総評

缶スプレーを使うなら、塗装面の綺麗さはガンダムマーカーエアブラシシステムが良い。
エアブラシ＞ガンダムマーカーエアブラシ＞缶スプレー＞筆塗り
エアブラシの掃除をしなくて良いのは有難い。すぐに使えてすぐに片付けができる。
私はバーニア、ブースター部分のちょい塗りに使おうかと思っています。

塗装面は綺麗に薄塗りが行えます。安価に買えるので、エアブラシはちょっと・・・、でも、筆塗り以上のクオリティを出したいと言う方に良いと思います。

トップコートのチョイ塗りが多いので、クリアーをラインナップしてくれると非常に助かるんだけどなあ。

タミヤペイントマーカーで使ってみた

ペンの径が違うので、タミヤペイントマーカーは刺さりません。テープで固定したり、左手でタミヤペイントマーカー、右手でガンダムマーカーエアブラシシステムといった具合になりますが、試してみました。
これこの様になりました。塗料の粘度の違いですね。かなり飛び散る結果となりました。ちょっと使用は難しそうですね。

Mr.リニアコンプレッサーに接続

ガンダムマーカー・エアブラシシステムの説明書を見たところ、Mr.リニアコンプレッサーに接続が可能との事。では！という事で繋いでみました。
結果は以下の通り、エアー圧が安定する事で、塗装の粒子が細かくなりました。とは言え、エアブラシに勝てる物ではありませんが、普通に塗装するのであれば十分に使えるレベルです。エアブラシの掃除をしなくて良いのは同じですしね。