- プラモデルの錆塗装、チッピングの説明と便利な商品の説明
- 一般に売られているスポンジで上手く出来ない場合の紹介
スポンジを使ったチッピング手法
プラモデルで錆を表現したい場合、色々な方法があります。チッピング手法と言う手法がありまして、この方法も色々とあるのですが、簡単なのはスポンジを使って行う方法です。
色々な錆塗装は以下を見てください。
●錆の表現塗装①「チッピング」
●錆の表現塗装②「めくれた錆」
●錆の表現塗装③「大きな錆」
スポンジチッピングが上手く出来ない
調べてみると一般に売られているスポンジを使うと書いてあるのですが、なかなか適したスポンジに出会っていないのか、上手くいきません。細かい錆にしたいのですが、ついつい大きな錆になってしまいます。
塗装も終わり、最後のウェザリングで失敗するとショック大です。いい歳こいた大人が泣けてきます。
なぜ、失敗するのか?
まずはスポンジ自体の吸水力や撥水力。そして目の大きさ。まずはこれに最適なスポンジを見つける必要があります。
次に力加減だと思うんです。ピンセットで挟みながら、加減良くポンポンとスタンピングしますが、ピンセットを挟んでいる力があるので、細かい力加減が難しくなっているのかと。
ガイアノーツ・スタンピングスポンジ
そこで見つけた。使ってみて便利だったのが、ガイアノーツのスタンピングスポンジです。パッと見は、棒にスポンジが付いているだけのチープな商品です。最初は「あ、失敗したな、ハズレ引いた」でした。付いているスポンジも安そうな代物ですし。
が、このスポンジが何を使えば良いのか分からんのが問題、と言うのも確かです。
スタンピングスポンジの良い部分
棒です。この安そうな棒が便利ポイントでした。棒が付いているので力加減がしやすいんです。ピンセットで挟みながらも無いので、力加減はスタンピングのみに集中できます。
これにより、ベトッ。あっ!ってのが無くなりました。
また、スポンジ部分は、しっかりと接着されているので、外れることはありません。
次に角の部分が、細かい部分に使いやすいです。角と面を使い、錆の面積を調整できます。
何度も使えますが、しばらくするとスポンジがボロボロと崩れてくるのは仕方ありません。我慢です。
お勧めする人
適度なスポンジを見つけている人には不要です。良いスポンジを見つけられない。上手くいかない人にはお勧めです。
とは言え、安くて良いスポンジを知っている人は教えてください。何がイイのかな。
スタンピングスポンジを使った錆塗装
①シルバーで塗装の剥げをスタンピングします。面積は大きめでOKです。
②Mrウェザリングカラー・ステイブラウンで錆をスタンピング塗装します。これが錆ベースです。
③Mrウェザリングカラー・ラストオレンジで薄い錆をスタンピング塗装します。ステイブラウンの周りにスタンピングしてください。
④Mrウェザリングカラー・マルチブラックで黒錆をスタンピング塗装します。ステイブラウンの中心部分をスタンピングする様にします。
今回、お勧めする商品はこちら
ガイアノーツ・スタンピングスポンジ
作成例はこちら
スタンピングスポンジを使った作成例はこちらをご覧ください。
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