塗装を行う際のマスキング、丸い箇所をどうやって行うか悩みますね。また、楽にマスキングしたい。この方法を解説します。
悩ましい丸いマスキング
質問を頂きました。
確かに。ガンプラで悩ましいポイントですよね。特にHGはバーニアやダクト部分が別パーツになっていないので、こういった事が多いです。マスキングを行うにも丸って難しい。
私の場合、こういった時は2つの手法を選んでいます。
パンチコンパスを使う
揃えておくと便利なのが、プラッツのスーパーパンチコンパスです。子供の頃に使ったコンパス。これに刃が付いたものです。
針の部分が中心点。中心点を軸にしてクルクルと回すとマスキングテープが円にカットできます。金属ネジの部分を緩める事で、幅はスライドさせる事ができます。
この様にマスキングテープをカットできます。便利ですね。中央に穴は開いていしまいますが、指で押し込んだらマスキングテープの繊維で埋まります。
綺麗な円をマスキングできますので、日の丸などには重宝しています。
採寸は、パーツに沿って目測で寸法を合わせています。ですが、なかなか1度でピッタリのサイズに切り取り出来ていないのも難点です。
あと、ズゴックのダクト部分のマスキングも、これがあると便利でした。
ブルタックを使う
どっちみちウェザリングを行うので、そこまでシビアで無くとも良い部分が多いのも事実です。こういった箇所には粘着ラバー 「ブル・タック」を使用しています。
適度な大きさにちぎって丸めます。場所によって、丸にしたり棒状にしたりします。
マスキングしたい丸い部分に押し込みます。この時に、押し込み加減で丸の大きさを調整してください。この加減で大きさを変えられるのが便利ポイントです。
小さい部品の保持には、ねこの手棒につける事で塗装が行えます。これが一番使用率が高いですね。便利です。写真の様に、バーニアへの塗装には必須です。
ブルタックは自由自在に使える便利ツールです。また、迷彩塗装のマスキングにも使えます。
粘土だと跡やカスが残ったりしますが、ブルタックの場合は粘着性が高いので残りません。そして何度も使えます。これは3年以上は使ってますね。費用対効果は高いです。
ブルタックを使用した迷彩マスキングはこちら
大きい模様の迷彩塗装であれば、ブルタックのみでマスキングが行えます。こちらをご覧ください。
今回、お勧めする商品はこちら
プラッツ スーパーパンチコンパス
長光 Bostik 粘着ラバー ブル・タック 45g
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