HG1/144 THE ORIGIN ザクIをタイガーストライプ迷彩に塗装。エアブラシと筆で塗装しました。パターンが細かいので面倒なタイガーストライプですが、仕上がれば迷彩らしい迷彩ですね。では、タイガーストライプの塗装方法を説明いたします。(model : MS-05 ZAKU-1)
タイガーストライプって?
迷彩塗装の中でも、細かくて難しいのがタイガーストライプです。1/144だと更に難しいですね。この迷彩塗装、タイガー迷彩とも言います。サバイバルゲームでは人気の柄でしたが、最近は着ている人も少なくなりました。
1950年代の末期、ベトナム共和国(南ベトナム)海兵隊にて採用されたタイガーストライプは、ベトナムでは「虎の皮(ジャーコプ)」「縞柄/ソク ラン)」と呼ばれこの迷彩被服はフランス軍の「インドチナ・リザード迷彩被服TTA47」を参照し作成されたものと推定されている。
との事です。
アメリカ軍のイメージが強いのですが、ベトナムなんですね。南ベトナムなんで、米軍と混在していたんでしょう。
タイガーストライプ迷彩の塗装方法
では、塗装方法の説明をしましょう。
②.黒部分を残す為のマスキングを行います。マスキングは手で千切ります。これによりマスキングテープの繊維が裂けて、タイガーストライプの柄ができます。爪でマスキングを挟んで、縦に割くとこの様に出来ます。これは他にも流用できる手法ですね。
③.ブラウンを塗ります。終わったら、黒マスキングは残したままブラウンを残す為のマスキングを行います。下の写真はマスキング後にブラウンを塗装。ブラウンを残すためのマスキングを更に行った状態です。この写真の様に、マスキングを重ねて貼って迷彩の柄を繋げていきます。
④.ブラウンを塗装したら、マスキングを全て剥がします。いい感じに出来ました。拡大すると千切ったマスキングの模様が良い感じになっていますね。このままでも十分に迷彩塗装としてイケます。お好みでどうぞ。
⑤.筆でサンディブラウンを細書きします。筆先でチョンチョンと乗せていく様にして塗るとムラが出来にくいです。
ザクI・タイガーストライプ迷彩の完成
墨入れとウェザリングを行い完成です。こちらの作品は、ジオラマに使用するので本格的なウェザリングは後で行います。
ザクの兵器感を出すには、この角度がイイですね。
ちょっとマヌケな顔が旧ザクの可愛いところです。
その他のタイガーストライプ作品
今回、お勧めする商品はこちら
HG 機動戦士ガンダム THE ORIGIN ザクI
コメントを書く