グフカスタム。砂漠に似合う機体ですね。今回は、HGUCグフカスタムをデザート迷彩とし、現地カスタムでケージ装甲を付けてみました。
ケージ装甲とは？
スラット・アーマーとも言います。
柵状や格子状の増加装甲を車両の周囲に装着し、対戦車兵器による攻撃を無力化する目的で取り付けられた装甲です。飛来した弾頭を車両本体に命中する前に柵の隙間や格子に挟み込み、起爆することを妨害します。
地上戦を行うモビルスーツにおいて、もっとも厄介なのはグレネードランチャーを持った歩兵では無いでしょうか。
モビルスーツから見ると、人間は小さいからドコにいるのか分かりにくい。となると人対ＭＳ武器として、モビルスーツの装甲を破壊できるグレネードランチャーが開発されても道理だと思います。その方が安いし。と言う事で、対グレネードランチャーとなるケージ装甲を付けてみました。
まずはグフを作る
最初にちょっとした小ネタ。
何かと重宝するリアルタッチマーカー。合わせ目消しをしたい部分に塗ってからヤスリ掛けすると、消し切れていない部分が見えます。これもかすかに残ってますね。便利ですので、お勧めです。最初マジックペンを使っていたのですが、プラに浸透しすぎるんですよね。
まずは本体を塗装して作ります。ケージ装甲の後ろが塗装やらウェザリングやらが難しそうなので、先に塗装を行い後からケージ部分のみを塗装としました。塗装剥げ等の軽いウェザリングも行っておきます。今回はＧペンを使ってみました。これは便利。筆よりもコントロールがしやすいですね。
ケージを付ける前がこちら。こうやってみると、グフってデザートカラーが似合いますね。すてき！
ケージ装甲を自作する
戦車用のエッチングパーツを探していたのですが、いい物がありません。と言う事で自作します。
プラ板と真鍮を使い、まずは１つ作ってみます。ここで後悔。うーっわ！むっちゃ面倒臭い。あと、ケージ部分を付けてから塗装すればよかった。
半泣きになりながら、両足と肩に作っていきます。最初はコクピット部分にもと思っていたのですが、想像以上に動きと格好が悪くなるので断念です。面倒臭かったのも本音です。となるとケージ装甲の意味が無くなりつつありますが、気にしない事にします。
デザートのウェザリング
Ｇペンで塗装の剥げ→スポンジチッピングを行ってから、ウォッシングを行います。ウォッシングって言い方も不思議ですよね。汚してるのに、ウォッシュって・・・。
ウォッシングには、ストレーキング筆を使用。これむっちゃ便利です。ウォッシング時の塗料を寄せ寄せするのにコントロールがし易いです。
ウェザリング「ストレーキング筆」
ウォッシングは、３回実施。Ｍｒ．ウェザリングカラーのグレイッシュブラウン→ラストオレンジ→サンディウォッシュの順に行います。
デザート迷彩グフカスタム・現地カスタムの完成
完成。グフカスタムの更に現地カスタムでございます。
ケージのプラ板、もう少し薄めが良かったかな
背景を砂漠にして撮影です
グフはあんまり稼働幅が取れないので、ポーズが限定されます。
以前に作ったデスアーミーと記念撮影
使用したキットはこちら
HGUC 1/144 MS-07B3 グフカスタム
