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スチームパンク風「ザクⅡ」Mr.メタルカラーを使ってみた | ガンプラを上手く作りたい

スチームパンク風「ザクⅡ」Mr.メタルカラーを使ってみた

スチームパンク風「ザクⅡ」Mr.メタルカラーを使ってみた

スチームパンク風 ザク

Mr.メタルカラーが面白い特性しているので使ってみよう。使用するのは積みっぱなしになっていたザク。スチームパンク風に作成します。しかし、Mr.メタルカラーですが、非常に癖のある塗料でした。Mr.メタルカラーの特性や使い方も含めて作品紹介します。

 

Mr.メタルカラーの特徴

商品サイトにはこの様に説明されています。

Mr.メタルカラーは、通常の塗料ではできなかった本物の金属のような輝きを、布で磨くだけで再現することができる特殊塗料です。
Mr.メタルカラーをブラシで塗装する際は、右から左または上から下のように、同じ方向に筆を移動させてください。塗料が乾いたらウェスやティッシュなどで優しく磨いてください。古くなった肌着の生地などが最適です。
磨く力の入れ具合で、様々な仕上がりになります。全く磨かなければ艶消し仕上げになり、優しく磨くと輝きを放ち、さらに強く磨けば強い光沢感が生まれます。軽く押しながら均すのがポイントです。

これは期待が出来そうですね。どの道、ウォッシングやウェザリングを行いますので、磨くだけなら楽なモンです。

 

ザクの改造

HGUCザクですが、なんか頭が縦に長い。気に入らん。と言う事でモノアイの切れ目部分で短く加工します。

 

こちら、以前にそのままで作ったザクです。頭が長い・・・。

飛燕1型迷彩色「ザクⅡ」失敗したぁぁぁ!!

次にレジンで鋲を付けます。爪楊枝でチョンチョンとすればOK。これでスチームパンクっぽくなるかな。面倒なので、あれこれ付けるのは辞めておきます。パイプとかバルブとか付けたらそれっぽくなるんでしょうけどね。

 

Mr.メタルカラーの塗装、希釈加減

さて、塗装です。蓋を開けてみたら?んん?えらい薄いシャバシャバな塗料です。希釈無しでエアブラシ出来る位です。希釈せずに塗装をしたところ普通に塗れましたが、マットな風合いになりました。途中で1:1に希釈してみると、艶のある風合いに。使い分けるといいですね。とても底に溜まりやすい塗料なので、しっかりと混ぜてください。

エア圧は0.05~0.08程度。高すぎると塗料が逃げてメタリック紛がムラになります。アイアンが特にそうでした。
希釈が薄すぎると、これまた同様になります。塗装は内から外へ塗装していってください。逆にすると、メタリック紛がパーツの目立つ部分に残ります。

ブロンズはブラシが詰まり勝ちですので小まめにブラシを振りながらが良いですね。

 

Mr.メタルカラーの乾燥後

塗装と組み立てが完了です。乾燥してもメタリック紛が手に付きます。組み立てていると触った部分は剥げてきます。指紋も付きます。両手は銀粉だらけです困ります。この状態ですと、こりゃ使えないなって塗料ですが、これを利用してウェザリングを行います。

 

Mr.メタルカラーを使ったウェザリング

メタルカラーの表面を削り落としメタリック部分を露出させます。固めのドライブラシ用筆を使って擦っていきます。

ドライブラシ用筆で表面成分を落としをした結果、特徴は以下の通りです。


●Mr.メタルカラー アイアン
光沢の変化はあるが、光を当てないと分からない。渋みのある変化となる。


●Mr.メタルカラー ゴールド
シルバー部分が出てくる。皮膜は柔らかめ。やりすぎると塗料が剥げて下地が出てきた。加減が難しい。


●Mr.メタルカラー ブロンズ
ブロンズ部分とシルバー部分がはっきりと出る。金属感とやったった感が高い。


●Mr.メタルカラー ブラス
ゴールドと同様

出来たのがこちら。見た目はこのままでも良い感じですね。適度な感じが表現出来ているのでイイ感じ。上品なウェザリングって感じです。

 

Mr.メタルカラーをトップコートで保護

だが、しかし!

このままだと触る個所の塗料がどんどんと剥がれます。この手であちこちを触ると、警察が指紋採取した後みたいになります。真面目な話、このままでは墨入れも追加ウェザリングもできません。
と言う事で、半光沢クリアをトップコートして保護します。どっぷりと塗装をするとドライブラシした金属擦れが滲んで風合いが変わってしまいます。遠目に薄塗りを2,3度行いましょう。同一パーツを2~3度続けて薄塗りする具合でOKです。

 

スチームパンク風「ザクⅡ」の完成

シルバーと黒をスポンジチッピングして、塗装の剥がれにメリハリを付けます。これを行わない表現もズチームパンク風として格好良さそうです。Mr.ウェザリングカラーのステイブラウンで錆を塗装。仕上げに半光沢でトップコートをして完成です。


あっさりとした造形にしているので、あくまでもスチームパンク風と言う事で。


なかなか面白い塗料です。色々と楽しめそうなのですが、色が少ないのが難点ですね。


顔も加工して格好よくなりました。満足。


ウォッシングをしないでこの風合いです。Mr.メタルカラーのどんどん剥がれる皮膜をコントロールすれば使える塗料ですね。


エア圧を高くしてしまい、シールドの塗料皮膜がムラになってしまいました。使いようによっては、表現手法にも使えますね。


デカール無しだと、楽でいいなぁ


錆垂れはリアルタッチマーカーのブラウンを使っています。


鋲の頭には本体色より薄めの塗料を塗って、メリハリを分かりやすくしています。

 

Mr.メタルカラーの感想

今までとは異なるアプローチが必要な塗料です。が、ウェザリング好きな人には楽しい塗料ですね。エア圧のコントロールとトップコート加減を抑えれば使える塗料です。他色もどんどん増やしてほしいなあ、これ。

 

使用したキットはこちら


HGUC 量産型ザク 1/144

 

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