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値段的に手を出しやすい「高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサー」。安いけど、本当に使えるの?解説いたします。
1.塗装面の違い
サイトで他の方が作ったガンプラを見ていると、自分の作品との違いにショックを受けてしまいます。ガンプラ作りに慣れてきてこの差は何か?
塗装面の違いです。筆塗りだとどうしても塗装が厚塗りになってしまいます。厚塗りになると溝が埋まってしまう。また、スケール的に見ても塗りすぎになってしまいます。
そこでエアブラシと塗装ブースです。置き場所の問題でハードルは高いですが、出来栄えを見ると苦労してでも揃えたい道具です。
2.高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサー
初のエアブラシ。私が購入したのは高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーです。コンパクトサイズで6千円台。しかも、0.3mmのブラシも付いています。これなら勢いで買っちゃえます。
使いこなせるかどうか?設置してみてメリットを見出せるか?を考えると、最初のコンプレッサーは安くてコンパクトが良いと思い、これにしました。
とにかく、コンプレッサーが小さいのが気に入っています。場所を選びませんので、塗装ブースの上に置いて使っています。
3.エアブラシのメリット
- 筆ムラが無い
- 塗料が薄塗りできるので塗装面が綺麗
- エアで塗料を噴射するから、塗りながら乾いているので作業がはかどる
- 同じ面積を塗った場合、筆よりも早い
- とにかく出来栄えが圧倒的に違う
4.エアブラシのデメリット
- 室内で塗料を撒き散らすので、塗装ブースが必須になる
- 塗装ブースが煩い
- エアブラシの清掃など面倒臭い
5.使い方「本体」
本体であるコンプレッサーとブラシで出来ています。
コンプレッサー本体の赤いボタンを押すことで、動作します。
上にあるバルブでエアー圧の調整が出来ます。
6.使い方「エアブラシ」
人差し指でボタンを押し込んでエアーを出します。ダブルアクションの場合、押しながら手前に引くことで塗料の濃度を調整します。
塗料は塗料カップに入れます。塗料カップは溝があるので回すのか?と思いますが、引っこ抜くだけです。
7.エアブラシに最適な塗料調整
エアブラシは塗料を溶剤(薄め液)で薄めて使います。悩みどころがこの比率です。
私はMrカラーを使っています。この場合、塗料5:薄め液5~塗料3:薄め液7の感じで使っています。最初は色々と失敗してしまいますが、慣れると目測でできます。
何度か使っていると、薄すぎず濃すぎずと言った感が分かる様になるので大丈夫です。
8.エアブラシのコツ
塗装のポイントは「エアブラシの強弱」「コンプレッサーの圧力」「塗料の濃度」で変わります。
と言うことですので、色々と自分の機材やブラシの強弱により試していく事となります。
コツは塗るという感覚ではなく、エアーで粉末化した塗料をプラモに乗せていく感じです。この粉末が出来なかった場合、濃すぎるか薄すぎるかと言う事です。
9.高儀 EARTH MAN ミニホビーコンプレッサーの特徴
- 連続使用可能時間(スプレー出しっぱなし)は15分。よっぽど大きい面積じゃないと、そんな長時間は使わないからOK。
- 小さいので使いやすい。ひょいと出して使える。
- 小さいから本体コンプレッサーがよく倒れる。
- 本体が不安定なので、本体付のブラシ置きは使わない方がいい。別に買いました。
- エア圧調整はできるけど、メーターが無いので練習塗りが必須。
- この値段でダブルアクションのブラシが付いてる
10.まとめ
この金額ですので試し使いできますね。使った結果ですが、ガンプラならこれで十分でした。愛用しております。
また、エアブラシはどうしても塗装粉が舞ってしまいます。人体にも影響がありますので、塗装ブースは合わせて使った方が良いですね。
(参考)エアブラシには必須「エアテックス・レッドサイクロン」
クレオス Mr.リニアコンプレッサーとの比較はこちらをどうぞ。
(参考)エアブラシの比較「クレオス Mr.リニアコンプレッサー」
11.使用例
●プラモデル作成、エアブラシで塗装のコツ
●ズゴックE「エアブラシで3色の迷彩塗装」
●ケンプファー「エアブラシで迷彩塗装」
今回、使用した商品はこちら
MyArmor エアーブラシ用 クリーナーボトル スタンド付 クリーナーポット エアブラシ 洗浄ボトル
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