Warning: Constants may only evaluate to scalar values in /home/taika-solution/www/gunpura/blog/wp-content/plugins/easy-fancybox/easy-fancybox.php on line 40

Warning: array_key_exists() expects parameter 2 to be array, string given in /home/taika-solution/www/gunpura/blog/wp-content/plugins/easy-fancybox/inc/class-easyfancybox.php on line 208

Warning: Illegal string offset 'classic' in /home/taika-solution/www/gunpura/blog/wp-content/plugins/easy-fancybox/inc/fancybox-classic.php on line 303

Warning: Illegal string offset 'classic' in /home/taika-solution/www/gunpura/blog/wp-content/plugins/easy-fancybox/inc/fancybox-classic.php on line 309
【解説】ガンプラに、なぜ塗装を行うのか? | ガンプラを上手く作りたい

【解説】ガンプラに、なぜ塗装を行うのか?

【解説】ガンプラに、なぜ塗装を行うのか?

 

ガンプラは色分け済みパーツである色プラです。では、なぜ塗装をするのかを解説します。結論を先に言うと、好みの問題です。

 

オリジナルカラーで塗りたい

私は一般兵と量産機が好きです。その量産機を現地で迷彩化させるのは萌えるシチュレーション。ですので迷彩で塗りたいと言う欲望があります。この場合は塗装しかないですね。
また、オリジナルカラーで塗装したいという場合もあります。ガンプラは色分け済みパーツです。あまりデザインを考えこまなくとも、元の色を違う色に塗り替えるだけで、格好よくなります。

 

プラスチックの質感

そして気になるのが、プラスチックの質感による色です。これをを消したい。プラスチックは光が透けるので、軽い質感になります。オモチャ感が抜けないんですね(オモチャですけど)。
私の感覚では、色分けのパーツの色が派手すぎる気がしています。もうちょっと抑え気味の色が好きです。

また、色も厳密に言うと正確ではありません。アニメの色も感覚の違いがあります。そしてプラスチックの色が正確でもありません。結果、色プラのプラスチックの色が、自分のイメージと異なると言う事になります。アニメ制作とプラモデル制作が異なる会社ですので、正式な色と言うのは無い状態です。

バンダイはガンプラを日々進化させている会社です。プラスチックの質感色も進化をしていくでしょう。が、塗料を超える事は無いのではとも思います。塗料メーカーも必死だろうし。

 

 

トップコートで質感を変える

トップコートすれば、プラスチック感は消えるからOKでしょと言う話もあります。墨入れ、ウェザリング、トップコートのみでもそれなりの作品にはなります。確かに多少の問題は出ましたが、十分な状態でした。ゲート跡が目立たない最近のモデルであれば十分とも思います。

ガンダム「無塗装」素組みでトップコート&ウェザリングのみ

 

が、ちょっと色が軽い感じがするんですよね。作ってる人間が気になっているだけのレベルと思うのですが。

(目のシールがズレたので、なんだか間抜け野郎みたいになりました…)

 

そもそも塗装とはなんぞや?

塗装とは、素材を隠蔽すると言う事です。素材の質感やゲート跡、色ムラ、ヒケなど、プラモデル特有の跡を消すことが目的です。隠蔽できれば良いので、塗装皮膜は薄ければ薄い程良い、そして均一に塗装が良いと言う事になります。

ゲート跡

ゲートとは、プラモデルのランナーとパーツを繋いでいる個所を言います。これは金型にプラスチックを流し込む際に必要な部分です。このランナーとパーツを繋いでいる個所をニッパーで切り落とした際に出来る跡をゲート跡と言います。ニッパーでプラスチックを圧縮した際に白くなります。その部分がゲート跡として目立つ訳です。ですので、鋭いニッパーであればあるほどゲート跡は少ないと言う事になります。

色ムラ

パーツの表面をよく見ると、所々に色のムラがある個所があります。プラモデルは金型にプラスチックを流し込んでいます。この過程により発生する材質による色ムラです。パーツの場所によってはかなり目立ちます。胸部分とかは辞めてほしいですね。

 

ヒケ

パーツ表面の凹みをヒケと言います。型にプラスチックを流し込んで成型する際、温度変化により発生するへこみです。ヒケはパテで埋めて塗装します。メタリック塗装の場合ヒケは目立ちますね。

バリ

金型はモナカ構造となっています。このモナカ合わせ目に位置した部分に生ずる筋をパーティングラインと言いますが、パーティングライン突出が特に著しいものをバリと言います。
最近のプラモデルは3D金型を使っているので、バリは少なくなっています。

 

ゲート跡などの隠蔽

前述の通り、ゲート跡などの隠蔽処理を行う必要があります。これらを隠したいので塗装と言う事になります。
・ゲート跡を隠す
・プラスチック色ムラを消す
・ヒケを埋めた跡を消す
・パーティングラインを消す
・合わせ目消しした跡を消したい

合わせ目はパーツの構造上発生します。最近のモデルでは段落ちモールド処理をしており目立たなくなっていますが、それでも消したい部分はあります。HGザクのショルダー部分はすごい気になりますね。合わせ目消しについては色々な方法がありますので、こちらをご覧ください。

【解説】色々な合わせ目消しの方法

 

結論

ゲート跡など、サンドペーパーの番手を400番→800番→1000番と変えていき、磨きを何度も行えば消えます。が、合わせ目の対応や色ムラ等の対応を考えると、結果的には塗装した方が早いし楽であると言う答えとなります、サンドペーパーで完全に消すのは難しいんですよね。粉でるし。

完成してパッと見は分からんのですが、写真を撮るとどうしても粗が見えてしまいます。作る本人がどこまでこだわるかって事ですね。他人が見たら分からんもんですが、作った本人が気になっていると言うのが実際かと思います。

結論、ガンプラは自己満足の世界

 

製作手法カテゴリの最新記事