面倒ですが、貼れば格段に格好良くなるデカール。でも、しっかりと貼り付ける事が大切です。失敗すると、乾燥したら剥がれたり、トップコートで白くなったりします。こんな時に便利なのがガイアノーツのフィニッシュマスターです。
デカール貼りの失敗
水転写デカール。貼り付けながら位置を決められるので便利ですが、水をふき取るにはコツが必要です。失敗してしまうと、デカールが綿棒にくっついて来たり、乾燥したらデカールが剥がれたり、トップコートしたら白くなったりします。
これらを無くすには、パーツにしっかりとデカールを定着させる事が大切になります。
水転写デカールの張り方
まずは水転写デカールの張り方です。
平面に貼る場合
- デカールを水に浸す。
- パーツにMr.マークセッターを塗る
- デカールが台紙から動く程度になったら、パーツに貼り付ける。
- ティッシュの隅で余分な液を吸い取る。
- デカールを綿棒でポンポンと押さえ、デカール内の気泡を押し出していきます。
- 気泡が無くなったら完成です。
曲面に合わせて張る場合
- デカールを水に浸す。
- パーツにMr.マークセッターを塗る。
- デカールが台紙から動く程度になったら、パーツに貼り付ける。
- デカールの上から、マークフィットを塗りる。
- ティッシュの隅で余分な液を吸い取る。
- 放置する時間は、おおむね10~20秒。デカールの厚みで調整してください。
- デカールを綿棒でポンポンと押さえ、デカール内の気泡を押し出していきます。
- 気泡が無くなったら完成です。
ガイアノーツ・フィニッシュマスター
フィニッシュマスターとは、
綿ホコリが出ない、新しい発想の綿棒です。柔軟性と吸収性が高いので、スミ入れ後の拭き取りには最適です。今まで作業の難しかった場所の拭き取りも簡単に行えます。その他にも汚しの表現、フィギュア、ドールのメイクに、エアーブラシの洗浄でも役立ちます。先端部分は溶剤で洗うことで繰り返し使用することが可能です。軸をリニューアルして使いやすくなりました。
との事です。吸水・吸着機能を生かした高性能な拭き取り材ですね。自己発塵性がほとんどなく、柔軟性に富んでいます。綿棒の様に繊維が飛び散りません。
フィニッシュマスターをデカール貼りに使う
このフィニッシュマスター。ウォッシングに使用していたのですが、これってデカールの貼り付けにも使えるのでは?と言う事でやってみました。
これは綿棒より楽です。お勧め!
まずは水分の吸収が良く、早いです。またフィニッシュマスターが型くずれしないので、デカールの圧着が楽。デカールをぐいぐい押さえる事が出来ます。とは言え、デカール全面を押さえ込むとフィニッシュマスターに張り付いてしまいますので注意です。
フィニッシュマスターの角部分を使って、デカールの端から圧着していってください。そして、フィニッシュマスターをあらかじめ塗らして拭き取っておき、水分に馴染ませておいてください。
また、フィニッシュマスターの角部分を使って、デカールの位置調整ができるのも便利です。ただし、何度も使っていると型くずれしていきます。とは言え綿棒に比べると、断然に崩れません。
デカールをパーツにしっかりと定着させるには、とても使える用具です。
トップコートでデカールが白くなった
トップコートをしたらデカールが白くなったと言う事があります。トップコートの塗り方に問題がある場合もありますが、デカールの張り方に問題がある場合もあります。
デカールをきっちりとパーツに定着していない場合、デカールとパーツの間に空気層が出来てしまい、ここが白くなる原因になります。これを回避するには、デカールをしっかりと押し込んでパーツに定着させる事が大切です。
トップコートの塗り方に問題がある場合
デカーリング・トレイ
デカール貼りの効率アップには、こちらも便利です。愛用しております。
デカールはお勧め
デカールをきっちりと貼ると、格好の良いガンプラが完成します。コーションデカールを使うと、更にディテールアップが出来ます。面倒でも効果は高いので、お勧めです。
今回、お勧めする商品はこちら
ガイアノーツ・フィニッシュマスター
ガイアノーツ・フィニッシュマスター
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